製品概要
AI学習、シミュレーション、工学計算など、大容量ファイルを複数の利用者や計算環境で扱う現場向けのファイル管理基盤です。ファイル共有だけでなく、権限、容量管理、バックアップ、復旧、ライフサイクル管理まで含めて、継続的に運用しやすい状態へ整えます。
統一ネームスペース
高速アクセス設計
スナップショットと復旧
ライフサイクル管理
容量・利用傾向の可視化
解決する課題
NASや外付けストレージが増え、データの保管場所や利用状況を把握しにくい
大容量データの読み書きが集中し、計算処理や解析作業に影響が出やすい
権限変更、容量不足、古いデータの整理が後手に回りやすい
スナップショット、バックアップ、復旧手順が明文化されていない
機能構成
統一ネームスペース
複数のストレージを利用者に分かりやすい論理領域として統合し、データ移動や拡張時の影響を抑えます。
容量・性能管理
プロジェクト別容量、アクセス傾向、ホットデータ、空き容量を可視化します。
権限・監査
研究室、部門、プロジェクト単位でアクセス権を管理し、操作履歴を記録します。
スナップショット・復旧
誤削除や障害に備え、復旧粒度、保持世代、復旧手順を設計します。
ライフサイクル管理
利用頻度やプロジェクト状態に応じて、保管、アーカイブ、削除候補を整理します。
運用設計のポイント
- 研究データの性能要件と保管要件を分けて設計します。
- 容量制限、申請フロー、例外運用を明確化し、突発的な容量不足を防ぎます。
- バックアップ対象と一時データを区別し、不要な保護コストを抑えます。
- 利用者側の論理パスと管理者側の物理配置を分離して運用します。
導入ステップ
- 既存ストレージ、データ量、アクセスパターン、権限体系を整理します。
- ネームスペース、容量設計、性能要件、バックアップ・復旧方針を定義します。
- 代表的なワークロードで、アクセス性能と運用手順を検証します。
- 移行対象を選定し、段階的に共有領域を切り替えます。
- 容量推移とアクセス傾向を確認しながら、保管ルールを調整します。
納品・引き継ぎ範囲
ストレージ構成図
ネームスペース・容量設計
バックアップ・復旧手順書
権限管理表
データライフサイクル運用ルール
導入後に目指す状態
- 大容量データの運用を安定化
- 権限管理・監査を強化
- バックアップ・復旧運用を標準化